現地時間30日に2017-2018シーズンのUEFA最優秀選手賞の受賞者が発表され、レアル・マドリードに所属するMFルカ・モドリッチ(クロアチア代表)が同賞に輝いた。
この結果に異を唱えたのが、FWクリスティアーノ・ロナウド(ユヴェントス)の代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏。ロナウドの昨季の成績を引き合いに出し、前述の結果の不当性を訴えた。スペイン紙『MARCA』が伝えている。
「ロナウドは昨シーズンのUEFAチャンピオンズリーグで15得点を挙げ、レアル・マドリードの優勝に貢献した。(ロナウドに最優秀選手賞が与えられないのは)本当に馬鹿げた話だよ」
ロナウドがレアル・マドリードのチャンピオンズリーグ3連覇に貢献したことは確かだが、持ち前の正確なパスで同クラブの攻撃を司ったモドリッチの貢献度も高かったと言える。また、ロシアW杯で獅子奮迅の活躍を見せ、クロアチア代表の決勝進出の原動力となった事実を鑑みても、モドリッチは受賞に値したと言って差し支えないだろう。このメンデス氏の発言が新たな火種とならないことを願うばかりだ。