四半世紀ぶりの可能性

2日は、西・東日本の太平洋側を中心に雨でしょう。沿岸部では明け方まで雷雨となる所がある見込みです。
東北日本海側と北陸の大雨の峠は越えましたが、土砂災害や河川の増水に警戒してください。

猛烈な台風21号が、日本に向かって、北上しています。
4日(火)から5日(水)に非常に強い勢力で、日本列島へ接近・上陸するおそれがあります。
「非常に強い」という勢力で上陸した場合、1993年の台風13号以来となります。この時は、最大風速50m/sという記録的な勢力で薩摩半島南部に上陸し、犠牲者が多数出てしまいました。

台風は何度も経験していますが、今回は、25年ぶりの台風となる可能性があるんです。
台風対策や避難の準備をしておくのがよさそうです。

避難するかどうか迷った場合、「避難訓練」だと思って避難するのをおすすめします。「何もなくてよかったね」といって帰宅するのがいいですよね。

気象予報士・山田 真実

画像について:1日午後3時の台風21号の位置と進路予想。

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