松浦火電1号機で蒸気漏れ疑い、停止 九電、電力供給影響なし

 九州電力は1日、長崎県松浦市志佐町の松浦発電所1号機(石炭火力、70万キロワット)のボイラー内の配管から蒸気が漏れた疑いがあるとして、運転を停止したと発表した。当面の電力供給に影響はないとしている。
 九電によると、1日午前0時ごろ、ボイラーに送る水の量が増加し、ボイラーから異音も確認したことから蒸気漏れの疑いがあると判断し、午前10時43分に運転を停止したという。
 運転再開の時期は未定。ボイラー冷却後の1日夜から内部点検を実施する。同社は「速やかに点検を実施し、早期復旧を目指す」としている。

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