バンドーン「セットアップを思い切って変更。ストレートで少し速くなった」:F1イタリアGP土曜

 2018年F1イタリアGPの土曜予選で、マクラーレンのストフェル・バンドーンは20番手だった。ニコ・ヒュルケンベルグ、ダニエル・リカルド、マーカス・エリクソンがペナルティにより降格される影響で、バンドーンは17番手グリッドからスタートする見込みだ。

■マクラーレンF1チーム
ストフェル・バンドーン 予選=20番手
 今日のQ1はものすごく接戦だった。0.2秒のなかに10台が並んでいるような状態だったんだ。今日はスリップストリームを最大限に活用することができなかったように思う。Q2に進める可能性はあったから、100分の数秒で逃がすことになり残念だ。

 ただ、昨日の状態とは全く違う。昨日は大幅に後れを取っていて、直近のライバルたちとの差ですら大きかった。それを考えれば、今日は一歩前進できたと思う。

 今日に向けて思い切った変更をしたら、正しい方向にいったようだ。マシンの感触はあまり変わらないけれど、直線でのパフォーマンスが少しだけ向上した。今日少し前進したのは間違いないよ。

 明日何ができるかを考えていく。やるべきことは多く、僕らは目指す場所にはいない。だから難しいレースになるだろう。ここはオーバーテイクが簡単ではない。1回ストップのレースになるだろうから、戦略でできることも少ない。

 ペナルティの関係で、後方グリッドからスタートする速いドライバーもいる。僕らがポイントを獲得するには運が味方してくれるか、何かが起こる必要がある。動きの大きいレースになることを期待している。

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