【プレミアリーグ】アザールなどのゴールでチェルシーが4季ぶりの開幕4連勝!ニューカッスルの武藤は出番なし

1日にプレミアリーグ第4節が行われ、チェルシーが本拠地スタンフォード・ブリッジにボーンマスを迎えた。

前任のアントニオ・コンテからチームスタイルがガラリと変わり、マウリツィオ・サッリ新体制の下で開幕3連勝を飾ったホームのチェルシー。同じく3連勝を挙げ、現在のプレミアリーグで最も長く1つのクラブを指揮しているエディ・ハウ監督が率いるボーンマスとの試合は、静かな立ち上がりとなった。

エデン・アザールやパスの供給源となるジョルジーニョに対し、ボーンマスがスペースを消すディフェンスを徹底することにより、チェルシーはなかなか攻撃のリズムが掴めない。単発でマルコス・アロンソのシュートがポストに直撃する場面はあったものの、前半はスコアレスのままゲームを折り返す。

後半に入ってチェルシーは、拮抗した状況を打破しようと長身FWオリビエ・ジルーを投入。するとこの采配が奏功し試合が大きく動き出す。最前線でジルーが起点となって攻撃が活性化されると、72分にペドロとジルーが流れるようなパス回しを披露。ペナルティエリア中央でペドロが振り抜いた右足のシュートがゴール左に突き刺さり、チェルシーがついに先制に成功する。これで勢いに乗ったホームチームは、エースのアザールが得意のドリブル突破でボーンマスのディフェンス陣を翻弄。85分にマルコス・アロンソとのワンツーでペナルティエリア内に進入すると、強烈な左足のシュートをゴール右に沈めチェルシーが追加点を挙げる。その後は相手の反撃を完璧に封じこみ、2-0で試合終了のホイッスル。チェルシーが2014/15シーズン以来クラブ7回目となる開幕4連勝を成し遂げた。

また、この勝利によりサッリ監督はプレミアリーグ創設から6人目となる、就任1年目で開幕4連勝を達成した監督に。記録づくめで好調を維持したまま中断期間に入ることとなった。

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