6人全員が安倍氏支持 自民総裁選で長崎県選出国会議員 地方票拡大へ長崎で集会

 自民党総裁選(9月7日告示-同20日投開票)を巡り、安倍晋三首相の勝利を目指す「国政を語る国会議員の会」が2日、長崎市内であり、約千人が集まった。本県選出の自民党国会議員6人は全員が安倍首相を支持。党員に地方票拡大への協力を訴えた。
 集会は6議員が主催。出席した冨岡勉衆院議員(比例九州)は「長期政権の良い面がまだ続いている」とし、加藤寛治衆院議員(長崎2区)は「6人全員が心を一つに安倍総裁の実現に取り組んでいる。最後まで支援を」と訴えた。
 谷川弥一衆院議員(長崎3区)は、北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉に関する日本の自動車メーカーへの影響に触れ「難しい話を解決するのに誰が適当なのか。安倍さんの底力に理解を」と訴えた。金子原二郎参院議員(長崎選挙区)は「周りの党員に声を掛け、必ず安倍総裁が長崎でも圧倒的勝利をできるように」と協力を求めた。
 自民党の岸田文雄政調会長も駆けつけ「外交、経済の国益を考えるならトップにもうしばらく頑張ってもらわなければ」と強調。吉野正芳復興相も出席した。 自民党総裁選は安倍首相と石破茂元幹事長による一騎打ちの構図となっている。

ガンバロー三唱で安倍首相の自民党総裁選勝利に向け結束を誓う出席者=長崎市大黒町、ホテルニュー長崎

© 株式会社長崎新聞社