究極のエクスクルーシブ、『メルセデス・マイバッハ Sクラス』が新デザイングリル採用

 1920年代から美しいスタイルと贅を尽くした高級感で人々を魅了した伝説の名車『マイバッハ』を現代に甦らせたメルセデス・ベンツは、その最高峰サルーンとして君臨する『メルセデス・マイバッハ Sクラス』を一部改良。新デザイングリルなどを採用し、8月27日より発売を開始している。

 2002年にメルセデス傘下のブランドとなった”マイバッハ”は、当時のSクラスをベースにオリジナルブランドとしての復活を掲げてスタート。全長にちなんで『57』、『62』などのエクスクルーシブ・サルーンを展開してきた同ブランドは、その後2014年にその形態をメルセデスのサブブランド『メルセデス・マイバッハ』として再定義されることとなった。

 メルセデスの技術を背景に“究極のエクスクルーシブ性”を追求する威厳と風格を備えたブランドとして新しく生まれ変わったマイバッハは、きわめてゆったりとした室内空間にプレステージ感あふれるデザインとクラフトマンシップにより仕上げられた高級素材を随所に採用した“新しい高級車の形”を標榜。

 この『メルセデス・マイバッハ Sクラス』は、現行W222型メルセデス・ベンツ SクラスLWBモデルのホイールベースをさらにストレッチし、すべてを後席居住空間拡大に充てた贅沢な仕立ての1台となっている。

 その『メルセデス・マイバッハ Sクラス』に施された今回の一部改良では、縦方向に走るルーバーが特徴の新しいフロントグリルを採用。

 ピンストライプのスーツからインスピレーションを受けたとされ、2002年に発表された先代『マイバッハ』ともイメージを共有する風格と威厳を強調したデザインとなっている。

 また、新たに重厚感のある輝きを放つ鏡面仕上げの20インチ鍛造アルミホイールをオプション装備として設定。

 外装色には過去の『マイバッハ』モデルでも採用されていたツートーンが9種類追加され、シングルトーンを含めて19色から選択可能となっている。

 さらに『メルセデス・マイバッハ S650』には、流れるような印象的なラインがインテリアウッドトリムに加えられる“designoブラウンマグノリアウッドフローイングライン”と“designoピアノラッカーウッドフローイングライン”を新たにオプション装備として追加した。

 モデル体型は3車種となり、4リッターV8直噴ツインターボ搭載の『メルセデス・マイバッハ S560』は、右ハンドル仕様で2308万円。同エンジンを搭載し、左ハンドル仕様の全輪駆動となる『メルセデス・マイバッハ S560 4MATIC』も同じく2308万円に。

 そして6リッターV型12気筒ツインターボ搭載のフラッグシップ、『メルセデス・マイバッハ S650』は、左ハンドル仕様となり2821万円となっている。

メルセデスコール:0120-190-610
メルセデス・ベンツ日本ウェブサイト:http://www.mercedes-benz.co.jp

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