【侍U-18代表】初回まさかの3者凡退 香港の軟投派左腕に翻弄 先発野尻は8球で3人斬り

先発の野尻幸輝【写真:荒川祐史】

小園が三邪飛、奈良間は三ゴロ、中川が遊飛に終わる

「第12回 BFA U18アジア選手権」が3日、開幕し、2大会連続優勝を目指す侍ジャパンU-18代表は、KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎で香港代表と初戦に臨んだ。侍ジャパンU-18代表の先発は野尻幸輝(木更津総合)。

 初回、先発のマウンドに上がった野尻は、完璧な立ち上がりを見せる。イ・ホツァンを空振り三振、ルイ・ワンポックを投ゴロに打ち取ると、ヤスダ・ユウシンは見逃し三振に。わずか8球で初回を3者ボンライに打ち取った。

 リズムよく守備を終えた侍ジャパンU-18代表だったが、打線は初回、まさかの3者凡退に終わった。ストレートは110キロほどの左腕ウォン・シチャンの前に、小園海斗(報徳学園)が三邪飛に倒れると、奈良間大己(常葉大菊川)はバットを折られて三ゴロ。中川卓也(大阪桐蔭)も遊飛に終わり、初回の攻撃を終えた。(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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