SBK王者ジョナサン・レイがオートポリスに登場。カワサキの新型ニンジャZX-10RRを走らせる

 9月2日、全日本ロードレース選手権第7戦が開催された大分県・オートポリスにおいて、カワサキ・レーシング・チーム・ワールドSBKのジョナサン・レイが、新型Ninja ZX-10RRのデモランを行った。

 レイがニンジャZX-10RRとともに現れたのは、お昼休みのピットウォーク中。突然、最終コーナーから甲高い排気音を響かせて立ち上がってくると、そのままショートカットながらコースを3周した後、メインストレート上にマシンを止めた。

 その場で行われたプレゼンテーションでは「新しいZX-10RRはとてもいいフィーリングで、僕たちがワールドスーパーバイクを戦いながら培ってきたノウハウが確実にフィードバックされている」とコメント。「2019年をこのバイクで走るのが楽しみだ」という。

Ninja ZX-10RR 2019年モデル

 トークショーでの鈴鹿8耐を振り返るコーナーでは、「やり残したことがある。表彰台で実は、ヤマハのライダーたちの笑顔をずっと見ていた。彼らの笑顔を消してやりたいじゃないか」と、来年も再び参戦したいという意思を表明。カワサキファンが多数集まった会場を大いに盛り上げた。

 そして最後は「もちろん、ワールドスーパーバイクでも全力を尽くし、勝ち続けたい。今シーズン、まず4連覇という結果を残したうえで、2019年は新型ZX-10RRで5連覇を目指したい」と締めくくった。

© 株式会社三栄