JMU、初の国有LNG作業船を受注

 造船大手のジャパン・マリンユナイテッド(JMU)は3日、国土交通省関東地方整備局から日本初となる国有LNG燃料作業船1隻を受注したと発表した。

 同船は2017年に国際海事機関(IMO)が定めた基準に準拠し建造される日本初のタイプで、LNGを燃料に使うことで環境負荷を大きく低減している。2021年3月にも完成する予定で、建造する事業所は今後決める。

 同船は全長33メートル、幅11・6メートル、深さ4・2メートルで、総トン数は200トン未満。就役後は横浜港を母港に、東京湾の清掃や油の回収などに従事する。

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