1日に行われたプレミアリーグ第4節で、リバプールはレスターシティとアウェイの地キング・パワー・スタジアムで対戦した。
開幕からクリーンシートで3連勝と課題だった守備も改善され、いよいよ手が付けられなくなってきた今季のリバプール。ホームのレスターがいかにして勝利をもぎ取るのか注目が集まった。
試合は序盤からリバプールが主導権を握る。4分にロベルト・フィルミーノが右足を振り抜き、こぼれ球に反応したモハメド・サラーが惜しいシュートを放つなど、得意の波状攻撃で得点の匂いを漂わせる。すると10分、アンドリュー・ロバートソンが左サイドを突破し、サディオ・マネにラストパス。絶妙なトラップで抜け出したマネが左足のシュートでネットを突き刺し、あっという間にリバプールが先制点を奪取する。一度勢いに乗ったら止まらないリバプールは、45分にミルナーのCKからゴール前でフリーとなったフィルミーノがヘディングシュートを叩き込み、難なく追加点をゲット。リードを広げて試合を折り返す。
後半に入ってもゴールが期待されるリバプールだったが、ゲームは一変しレスターの猛反撃に遭う。前線から激しいプレスを掛けられ最終ラインでのパス回しがバタつくと、GKアリソンがまさかのドリブル失敗。そのままボールを奪われレスターに1点差まで詰め寄られてしまう。76分にレスターは岡崎慎司を投入しさらに攻勢に出るも、リバプールが懸命な守備でこれ以上の失点は許さず。プレミアリーグ創設から初めてとなる開幕4連勝を飾った。
