きょう5日(水)の日中は、北日本から西日本の広い範囲で、台風一過の青空が広がる見込み。気温が上昇し、関東や北陸を中心に、猛烈な暑さが予想されている。台風の後は、熱中症に十分な注意が必要だ。
西日本を中心に記録的な暴風や高潮をもたらした台風21号は、きょう朝には温帯低気圧に変わる見込み。西日本は朝から青空が広がり、東・北日本でも次第に晴れ間が戻りそうだ。強い日差しが照り付けて気温が上がり、広く真夏並みの暑さが予想されている。特に、関東の内陸部や北陸では、最高気温が35℃以上の猛暑日となる所がありそうだ。
<5日(水)の予想最高気温>
札幌 26℃(真夏並み)
仙台 29℃(真夏並み)
富山 35℃(真夏以上)
熊谷 36℃(真夏以上)
東京 34℃(真夏以上)
名古屋 34℃(真夏以上)
大阪 32℃(平年並み)
広島 33℃(真夏並み)
福岡 33℃(真夏並み)
那覇 31℃(平年並み)
きのう4日(火)に比べて高い所が多く、厳しい暑さが体に堪えそうだ。日中は、日傘や帽子などを使って、強い日差しを避ける工夫をしたい。また、こまめに水分や休憩をとったり、無理せず冷房を使ったりなど、熱中症に十分な注意が必要だ。(気象予報士・石上沙織)