【プレミアリーグ】まさかのサネがベンチ外も…ニューカッスルに競り勝ちシティが無敗キープ

日本時間4日にプレミアリーグ第4節が行われ、マンチェスターシティがニューカッスル・ユナイテッドを本拠地エティハド・スタジアムに迎え入れた。

前節はアウェイでウォルバー・ハンプトン・ワンダラーズとまさかの引き分けに終わったものの、シティは依然無敗をキープ。一方プレミアリーグでいまだ勝利のないニューカッスルは、是が非でも昨季王者から勝利が欲しい一戦となった。

このゲームで一番の衝撃だったのが、昨シーズンのリーグ制覇に大きく貢献したレロイ・サネのまさかのメンバー外という発表。事前にケガのアナウンスもないことから、サポーターからはどよめきの声が上がった。

会場からの不安の声を断ち切るように、2試合連続スタメンとなったラヒーム・スターリングがいきなり仕掛ける。8分、ベンジャミン・メンディが相手のパスをカットしスターリングにパスを送ると、イングランド代表の10番はペナルティエリア内にドリブルで進入。きれいな弧を描いた右足のシュートがゴール右に吸い込まれ、早々とシティが先制に成功する。このままシティのゴールラッシュかと思われが、智将ラファエル・ベニテス監督率いるニューカッスルに一瞬の隙を突かれる。30分に間延びしたところを狙われゴール前まで運ばれると、サロモン・ロンドンのラストパスをデアンドレ・イェドリンに押し込まれ、同点で試合を折り返す。

同じ同点でも、追い付かれた側という嫌な立場だったシティだったが、ハーフタイムにジョゼップ・グアルディオラ監督の檄が飛んだのか後半はいつものシティの姿を取り戻す。52分に縦に速い展開からフリーのカイル・ウォーカーにボールが渡ると、少し遠めの位置から豪快な右足を一閃。ゴール左隅に突き刺さりシティが勝ち越し点を奪取する。その後は冷静に試合をコントロールし2-1でタイムアップ。開幕からの無敗をキープした。

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