【平成の長崎】198年ぶりに雲仙・普賢岳噴火 平成2(1990)年

 11月17日未明、南高小浜町雲仙岳の一つ、普賢岳(標高1、359㍍)山頂付近の2カ所から噴火、雲仙岳測候所は同日午前9時10分、臨時火山情報を発表した。雲仙岳の噴火は1792年(寛政4年)の「島原大変」以来198年ぶり。(平成2年11月17日付長崎新聞より)

198年ぶりに噴煙を上げる雲仙岳の主峰、普賢岳の山頂付近。火口は長さ10㍍程度の割れ目噴火で、勢いよく噴煙を上げている=17日午前9時50分

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