ディアスが3安打2打点の大活躍 インディアンス快勝

【ロイヤルズ3-9インディアンス】@プログレッシブ・フィールド

インディアンスのヤンディ・ディアスがメジャー初本塁打を含む3安打2打点の活躍を見せ、その活躍に引っ張られるようにしてインディアンス打線は2回までに6点を先行するなど11安打9得点。先発のマイク・クレビンジャーも6回10奪三振1失点と好投し、インディアンスは9対3で快勝した。フランシスコ・リンドーアの31号先頭打者アーチなどで初回に幸先よく3点を先制したインディアンスは、2回裏にもホゼ・ラミレスのタイムリー二塁打などで3得点。ディアスは5回裏に1号ソロ、7回裏にタイムリー三塁打を放ち、チームの勝利を決定付けた。ロイヤルズは先発のダフィーが1回途中に負傷降板。今季最長の連勝は6でストップした。

「2番・指名打者」で先発出場した27歳のディアスにとって、この試合はキャリア最高の一戦となった。初回の第1打席でレフトへのヒットを放ったディアスは、第2打席で四球を選び、第3打席こそ見逃し三振に倒れたものの、第4打席で1号ソロ(メジャー初本塁打)、第5打席でライトへのタイムリー三塁打を放ち、3安打2打点の大活躍。今季の通算打率は.333、OPSは.840へ急上昇した。マイナーでは2ケタ本塁打のシーズンが一度もなく、基本的には高いコンタクト能力とハイレベルな選球眼を兼ね備えた巧打者。マイナー通算打率.311、出塁率.413の実力をメジャーの舞台でも存分に発揮しており、打線のアクセントとして面白い存在になりそうだ。

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