タイガースの下位打線が躍動 6・7・9番で6安打7打点

【タイガース8-3ホワイトソックス】@ギャランティード・レート・フィールド

タイガースは2回表にグレイソン・グライナーとダウェル・ルーゴのタイムリー二塁打などで5点を先制し、3回表にもグライナーがタイムリーを放って1点を追加。4回裏にはホワイトソックスに3点を返されたものの、8回表にマイキー・マートゥックがダメ押しの6号2ランを放ち、8対3で勝利した。タイガース先発のフランシスコ・リリアーノは5回89球3失点(自責点2)と試合を作り、今季4勝目(9敗)をマーク。ホワイトソックス投手陣はタイガース打線から16三振を奪ったものの、先発のルーカス・ジオリトが2回途中5失点(自責点4)でノックアウトされ、打線も序盤の大量ビハインドを跳ね返すことができなかった。

タイガースは下位打線の活躍が目立った一戦となった。「6番・レフト」のマートゥックは8回表にダメ押し2ランを放つなど2安打2打点の活躍を見せ、「7番・捕手」のグライナーも2本のタイムリーで2安打3打点。「9番・二塁」のルーゴも2回表にタイムリー二塁打を放つなど2安打2打点をマークし、6・8・9番の3人だけで7打点を叩き出した。経験の少ない若手選手が多いこともあり、先発全員三振を喫するなど粗さの残るタイガース打線だが、若手選手が来季以降に向けて貴重な経験を積んでいるのも事実。「5番・遊撃」で先発出場した26歳のニコ・グッドラムは今季16本塁打・11盗塁とすでに結果を出し始めており、若手選手のなかからこうした選手が増えていけば、タイガースは面白いチームになっていくに違いない。

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