バーランダー7回1失点で14勝目 アストロズが首位固め

【ツインズ2-5アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

ア・リーグ西部地区の首位を走るアストロズは、初回からツインズ先発のトレバー・メイに襲い掛かり、アレックス・ブレグマンのタイムリー二塁打、タイラー・ホワイトのタイムリー、ユリ・グリエルの10号2ランで4点を先制。先発のジャスティン・バーランダーは3回表にロビー・グロスマンにタイムリー二塁打を浴びて1点を返されたものの、7回102球を投げて被安打3、奪三振8、与四球2、失点1という安定したピッチングを見せた。アストロズは7回裏にブレグマンが再びタイムリー二塁打を放ってリードを4点に広げ、リリーフ陣がツインズの反撃を1点に抑えて5対2で逃げ切り。バーランダーは今季14勝目(9敗)をマークし、ヤンキースに敗れた2位アスレチックスとのゲーム差は3.5に広がった。

好投したバーランダーは「早い段階で4点も取ってくれたら、投手の仕事は少し楽になるよね」と語り、試合開始早々に援護点をプレゼントしてくれた打線への感謝を口にした。「(4点あれば)1~2点取られることを気にしなくて済むし、ストライクゾーンを積極的に攻めることができる」とバーランダー。その言葉通りの積極的なピッチングでツインズ打線を7回までわずか3安打に封じてみせた。また、バーランダーはこの試合での8奪三振を加えて今季248奪三振となり、球団歴代5位にランクイン。あと24奪三振で同4位のノーラン・ライアン(1987年:270奪三振)に並ぶため、「ライアン超え」も十分に期待できそうだ。

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