相模原市長選、八木県議出馬へ

 任期満了に伴い来春行われる相模原市長選に、自民党県議の八木大二郎氏(55)が無所属で立候補する意向を固めたことが5日、分かった。神奈川新聞の取材では複数の主要な支援者らに出馬の意向を伝えている。

 八木氏は城山町職員を経て、2003年の同町議選で旧相模原市との合併を公約に掲げて初当選。合併に慎重だった当時の町長をリコールで失職に追い込む中心的役割を担い、06年の町長選では合併推進を訴えて初当選した。07年に同市との合併を実現して同町最後の町長を務めた後、同年の相模原市議選で当選した。

 11年の県議選(相模原市緑区)で初当選し、15年には「県政進化」をスローガンに、危機管理対策の充実、災害対応力の強化、健康寿命日本一などを訴えて再選し、現在2期目。

 同市長選には、新人で同市議の宮崎雄一郎氏(52)と現職の加山俊夫氏(73)がいずれも無所属での立候補を表明している。

八木大二郎氏

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