神奈川県職員労働組合総連合（県職労連）は５日、黒岩県政に関するアンケート結果を公表した。黒岩祐治知事が３期目以降も継続して県政運営を担うと想定した設問で、知事を「支持する」との回答は１２・９％で、「支持しない」（２６・７％）、「どちらともいえない・分からない」（５８・６％）を大きく下回った。２０１４年の前回は８・４％だった。
アンケートは４年ごとの知事選前年に実施しており、対象は県や県立病院機構、県関連団体の管理職を含む全職員約１万人。３２２６人から回答があり、回答率は約３３％だった。
「県民本位の県政か」という問いに対しては、「そう思う」「ややそう思う」が計１４・９％で前回比３・１ポイント上昇。「思わない」「あまり思わない」は計４５・０％だった。県民や職員の意見を反映させているかとの問いについては、「反映させている」が１２・４％、「反映させていない」が５０・５％だった。
県職労連は１５年の前回知事選で、共産党推薦の候補を推していた。
