【代表】UEFAネーションズリーグについて知っておくべき3つのこと

9月の初週にリーグ戦を終え、サッカー界は2週間の代表期間に入る。ヨーロッパでは、親善試合の機会に合わせ、UEFAネーションズリーグという名称の大会が開催される。日本人にとっては全くなじみのないものだが、UEFAネーションズリーグとはいったいどういった大会なのか。知っておくべき3つの事を紹介する。

どういったレギュレーションなの?

UEFAネーションズリーグとはヨーロッパリーグ55か国がUEFAランクに従って4つのカテゴリーに区分され、合計16グループがA~D分かれて試合を開催。9月、10月、11月に各チームがホーム&アウェイで対戦し、グループで勝ち点が最も多かったチームが次に開催されるUEFAネーションズリーグ上位グループに昇格(Aが最上位)、最も低かったチームが降格していくレギュレーションになっている。

大会はいつ終わるの?

今回の代表期間から始まり、2019年の6月に終了する予定。決勝戦は6月5日~9日の間に行われ、最終的にグループAの首位4チームが決勝トーナメントを行い、優勝を決めていくというものだ。ちなみに、決勝トーナメントの組み合わせ抽選は今年の12月に行われる。

なぜこの大会が始まったの?

元UEFA会長ミシェル・プラティニが汚職スキャンダルで解任となる前に発案したのがきっかけ。「親善試合はもはや誰にも関心がなく、サポーターやジャーナリスト、さらに選手までも関心がない」と語り、この期間をより有益なものにしようと考えてこの大会を開催したようだ。

ちなみに、この大会の成績はヨーロッパ選手権にも影響があるようで、各グループ首位で通過したチームはEURO予選のプレーオフ進出が決定。各グループ4つの首位通過国がミニトーナメントを行い、そこで優勝したチームがEURO本選の出場権を手にする事となる。

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