昨シーズン工事にかかり、今季ついに完成したと思われていたトッテナム・ホットスパーの新スタジアム。しかし、問題が重なり年内でのお披露目はほぼ不可能となったようだ。イギリスメディア『Daily Mail』が伝えている。
トッテナムの新スタジアムは去年から急ピッチで竣工に向けて作業が進み、今年9月には試合を行える状態になる予定だった。ところが、セキュリティ対策のレベルが基準に達していないとされ、こけら落としは延期となっていた。そんな中トッテナムの会長ダニエル・レヴィは、プレミアリーグで行われるホームゲームをウェンブリー・スタジアムで開催できるようFAに申請。クリスマスまでに現在積まれている問題をクリアするのは困難とみなし、この決断に至ったようだ。
この申請が受諾されれば、プレミアリーグ以外のカラバオ・カップやUEFAチャンピオンズリーグのホームゲームも昨年同様ウェンブリー・スタジアムで行われることに。レヴィ会長はこのような結果になってしまったことを謝罪し、サポーターに12月まではウェンブリーに足を運んでほしいと発言した。
参照『Daily Mail』