エンゼルス・大谷 2本塁打を含む4安打3打点の大暴れ

【エンゼルス9-3レンジャーズ】@グローブライフ・パーク・イン・アーリントン

「右肘に新たなダメージ発覚!トミー・ジョン手術か?」との情報が流れたまさにその日に、大谷翔平(エンゼルス)が2本塁打を含む4安打3打点という見事な活躍を見せた。初回の第1打席で四球を選んだ大谷は、3回表の第2打席で投手強襲の内野安打を放ってアンドレルトン・シモンズの10号2ランを呼び込み、5回表の第3打席ではライトへの17号ソロ。7回表の第4打席はセンターへのヒットを放ったあと今季7個目の盗塁を決め、8回表の第5打席でこの試合2本目となる18号2ランを右中間へ叩き込んだ。右肘へのダメージも大谷の打棒には全く関係なし。エンゼルスは大谷の活躍もあり、9対3でレンジャーズに勝利した。

大谷はこの試合で2本塁打を放ち、今季の本塁打数が18に。これは2006年の城島健司(マリナーズ)と並び、メジャー1年目の日本人選手による最多本塁打記録となった。また、大谷が1試合で2本塁打&1盗塁をマークしたのは日本時間8月4日のインディアンス戦に続いて今季2度目であり、今季のメジャーで2本塁打&1盗塁を複数回記録しているのは大谷ただ一人。さらに、今季のエンゼルスで4安打&2本塁打をマークしたのも大谷だけである(大谷は今季2度。同僚のマイク・トラウトはキャリアを通じて1度だけ)。投げられなくとも打者として貢献できる。大谷が自身の価値を強烈にアピールした一戦となった。

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