グランプリのうわさ話:F1残留の道を探るオコン、ペイドライバーを求めるウイリアムズは望み薄

 事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を『F1速報』から依頼を受けた調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。

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 マクラーレンが2019年シーズンにランド・ノリスを起用するとの決断を下したことが、ドライバー市場にいくらかの影響を及ぼしている。

 セルジオ・ペレスはフォース・インディア以外の選択肢をひとつ失ったことになる。ローレンス・ストロールが以前のチームの契約を含めて買収していなかった場合、ペレスはハースへの移籍を試みるしかないという状態だ。

 ストフェル・バンドーンに関しては、マーカス・エリクソンがザウバーのスイス人オーナーからのサポートを打ち切られた場合にのみ、ザウバーに加入するという可能性がわずかに残るといった具合だが、その望みは薄い。

 そして最も注目の集まるエステバン・オコンも、F1残留の道を模索している最中だ。彼に残された唯一の選択肢はウイリアムズだと見られている。

 しかし2019年のウイリアムズはふたりのペイドライバーを必要としている。そのためオコンは2019年はメルセデスのリザーブドライバーとなり、バルテリ・ボッタスの調子が上がらなかった場合、2020年に彼からシートを引き継ぐという可能性が高そうだ。

続きはF1速報WEBで掲載中

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