【プレミアリーグ】新生アーセナルの重要なファクター、チェフに求められる足元の技術

ウナイ・エメリ新体制になってから、アーセナルの選手たちはより足元の技術を求められるようなった。スペイン特有の“後ろから繋げるパススタイル”はGKの参加も絶対で、これまでプレミアリーグで華やかなキャリアを築いてきた元チェコ代表GKペトル・チェフも例外ではない。

アーセナルはこの夏にバイエル・レバークーゼンからGKレーノを獲得した。ガナーズの新守護神としてプレミアリーグで活躍することが予想されたが、現時点でゴールマウスを守っているのはチェフのままである。そのチェフは足元の技術に不安があり、今シーズン何度もチェフのミスからピンチを招くシーンが散見された。

ワトフォードに所属するGKベン・フォスターは、「チェフは間違いなくプレミアのナンバーワンGKの一人だ。だけど、彼は正当な評価をされていない。彼の強みはいつでもビックセーブでチームを救うことなのに、フットボールの成長によってマンチェスター・シティのGKエデルソンのようなプレーが要求される。それが評価の対象になってしまうのは彼にとって残念に思うよ」とコメント。

マンチェスター・シティではジョー・ハートがキック精度に難があるため、ジョゼップ・グアルディオラ監督に起用してもらえず他クラブへ移籍したという事例がある。ドイツのメディアからはレーノをファーストチョイスにするべきという声が上がっているが、新生アーセナルが飛躍を遂げるためにはベテランのチェフも新たな進化が求められる。

参照『Daily Express』

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