利用者伸び悩み 「木花巡回バス」運行10年   

運行開始10年目を迎えた「木花巡回バス」。利便性向上に向け、住民ニーズを反映した便数や運行ルートの変更が検討されている

 運行10年目を迎えた宮崎市木花地域のコミュニティーバス「木花巡回バス」の利用者が伸び悩んでいる。年間利用者数は2014年に住民の要望で便数を増やしたため15年には最高の1万549人となったが、以降は年々減少し、17年は過去4年で最も少ない9063人だった。同バス運行委員会(渡邊泰己会長)は実施した住民アンケートを踏まえ、利便性を向上させたい考えだ。

© 株式会社宮崎日日新聞社