【平成の長崎】事故防止に努めます! 交通少年団入団式 平成4(1992)年

 福田雄倫交通少年団の入団式が4月11日、長崎市小浦町の剣道場雄倫館であり、団員は交通安全への決意を新たにした。
 同少年団は昭和56年に長崎市内で結成されたが、ほとんど活動していなかった。最近、子供の交通事故が多いことから、改めて組織を立て直し活動を盛り上げることにした。
 団員は小学1年生から6年生まで23人(男子15、女子8人)。
 式では、松尾稲佐地区交通安全協会事務局長が「たくさんの事故が起きています。みなさんが手本となって事故を減らしてください」とあいさつ。田中稲佐署次長も「交通安全のリーダーになって、みんんなを守ってください」と激励した。
 式の後、江口同署交通課長が交通ルールやマナー、自転車の乗り方などを分かりやすく説明、赤いベレー帽にオレンジのスカーフ姿の新団員たちは真剣に聞いていた。
(平成4年4月12日付長崎新聞より)

「事故防止に努めます」と元気いっぱいに誓う団長=長崎市小浦町、雄倫館

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