長崎県最低賃金762円 全国で2番目に低い額

 長崎労働局は6日、10月6日から長崎県の最低賃金を時給762円にすると発表した。現行から25円(3・39%)増え、引き上げ額は2002年度以降で最大となった。造船などの県特定最低賃金適用者を除く全ての労働者が対象となる。
 中央最低賃金審議会が示した引き上げの目安額を2円上回った。長崎地方最低賃金審議会が答申し、異議申立期間を経て正式決定した。
 全国では佐賀県や熊本県などと並び、2番目に低い額。最高額は東京の985円。

© 株式会社長崎新聞社