メクル第303号 お年よりと遊びに熱中 南島原市立布津小

 南島原市布津(ふつ)町の市立布津小(芥利光(あくたとしみつ)校長、164人)で5日、児童と地域(ちいき)のお年よりがグラウンドゴルフを楽しみました。

 住民との交流を深めようと、同校と湯田(ゆた)老人会が6月から月2回実施(じっし)。夏休みをはさんで4回目となった今回は、初めて試合形式で行いました。

 グラウンドゴルフは、スティックで球(直径6センチ)を打ち、ホールポスト(同36センチ)の枠内(わくない)に入れる競技(きょうぎ)。この日は1、4、6年生の計16人とお年より6人が参加。六つの班(はん)に分かれて7ホールを回り、いかに少ない打数で終えるかを競いました。児童らは「いいとこいった」「おしい」などと熱中し、お年よりと交流を深めました。

 初めてホールインワンを決めた4年の高木琉生(たかきるい)君(9)と6年の隈部大斗(くまべひろと)君(11)はそれぞれ「ボールがうまく入って気持ちよかった」「年齢(ねんれい)に関係なく遊べておもしろい」と話しました。

グラウンドゴルフを楽しむ子どもたち=南島原市立布津小

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