ハザードマップ確認の重要性

きょう8日(土)から週明け10日(月)にかけて、日本列島に秋雨前線が停滞するため、関東南部をのぞく、西日本と東日本で局地的に雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降り大雨となるおそれがあります。このため、土砂災害に厳重に警戒、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫にも警戒してください。落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうにも注意が必要です。

今年はすでに異例の大雨が多くなっていますが、秋は台風や秋雨前線の影響で大雨のリスクが高まります。災害時に備えてハザードマップを確認しておくことが大切になってくるでしょう。甚大な被害は出ていない関東でも、8月下旬には大雷雨となりましたが、床上浸水となった東京都阿佐ヶ谷では実際にその危険性が示されていました。ハザードマップはインターネットで簡単にみることができます。自宅や職場、学校など長く滞在する場所とそこまでの道のりに危険がないか調べておくことで、いざというときに適切な行動につなげることができるでしょう。

気象予報士・長谷部 愛

画像について:出典:「国土交通省ハザードマップポータルサイト」(https://disaportal.gsi.go.jp/

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