大谷が日本人ルーキー最多弾 エンゼルス歴史的一発で勝利

【エンゼルス5-2ホワイトソックス】@ギャランティード・レート・フィールド

投手はできなくとも驚異的な活躍だ。ホワイトソックス戦で「5番・DH」としてスタメン出場した大谷翔平が4打数1安打3打点の活躍でチームの勝利に貢献した。今回放った19号目は歴代日本人メジャーリーガーの中で新人最多記録と価値あるものとなった。さらに二刀流・大谷は球史に新たな1ページを刻んだ。

1点リードを許したエンゼルスは3回、ジャスティン・アップトンの犠牲フライで追いつくと1死一・二塁の場面で大谷が打席へ。ホワイトソックス先発、カルロス・ロドンの3球目の直球をスタンドへと叩き込みこれが勝ち越し3ランとなった。この日の安打はこの一発のみに終わったものの、2006年の城島健司氏を超える日本人新人最多本塁打となったこの3ランが決勝点となった。チームはさらにアンドレルトン・シモンズにも本塁打が出て5-2とさらにリードを広げた。

敗れたホワイトソックスはロドンが5回途中4失点。打線はアビサイル・ガルシアに一発、オマー・ナルバエスに適時打が飛び出して2点を取るも追いつくことができず、本拠地で痛い敗戦を喫した。

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