デービスとオルソン活躍 アスレチックス追撃抑え勝ち越し

【レンジャーズ6-8アスレチックス】@オークランド・コロシアム

ワイルドカードでのポストシーズン進出を狙うアスレチックスにとってまさに勝負の9月。勝利することで夢に向けて一歩前進することになる。本拠地で迎えたレンジャーズ戦では初回から球界単独トップを走る41号2ランで先制し幸先のよいスタートを切る。一時は逆転を許したものの、中盤5回から4イニング連続得点と打線が機能し同地区対決を制した。

2-4と2点ビハインドの5回、アスレチックスは2死二・三塁のチャンスをつくるとジェド・ローリーがレフトへの適時二塁打を放ち、同点に追いつく。その後はチャド・ピンダーが勝ち越し弾、スティーブン・ピスコッティの二塁打などで着実に加点していき、中盤にかけて試合の流れを引き寄せた。しかし、8回にフェルナンド・ロドニーが打たれて再び同点に追いつかれるもその直後の攻撃で先頭のマット・オルソンが左中間スタンドへと飛び込む一発で試合を決めた。

敗れたレンジャーズは先制を許すも序盤はジュリクソン・プロファーの一発などでリードしたものの、投手陣が打たれて形成逆転されてしまう。それでも後半はエイドリアン・ベルトレイの一発などで再び同点としたが、日本球界でも活躍したクリス・マーティンが踏ん張れず痛い敗戦となった。

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