イエロはなぜ彼をW杯で使わなかった!? 新生スペインで早くも絶賛された23歳

スペイン代表のサウール・ニゲス photo/Getty Images

8日にUEFAネーションズリーグのリーグA・グループ4の第1節でイングランド代表と対戦したスペイン代表は、先制されながらも2点を奪って2-1の勝利を収めた。この試合で高い評価を受けたのがスペイン代表MFサウール・ニゲスだ。

サウールはロシアワールドカップのメンバーにも選ばれていたのだが、指揮を執ったフェルナンド・イエロは1分もサウールをプレイさせなかった。しかしサウールは今回のイングランド戦に先発して得点まで記録し、スペイン『MARCA』は「イエロはなぜサウールを1分もプレイさせなかったのか説明する必要がある」と伝えている。

23歳のサウールはアトレティコ・マドリードの主力で、U-21スペイン代表ではレアル・マドリードMFマルコ・アセンシオらとチームメイトだった。アンドレス・イニエスタやダビド・シルバが去った今後のスペインを引っ張っていくのは彼らの世代だ。

同メディアは「同点弾を決めただけでなく、彼はハードワークもして特別なボックス・トゥ・ボックスのパフォーマンスだった」と絶賛している。ロシアワールドカップでは出番がなかったが、もうスペインの主役になる準備は整っていたようだ。

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