チアゴ、カバーニまで…… ジダンがマンUに来ればシステムはこうなる!? 

レアルで名将の評価得たジダン photo/Getty Images

ジネディーヌ・ジダンが監督業を近いうちに再開させたい考えを明かしたことで、英メディアでは苦戦しているジョゼ・モウリーニョの代わりにマンチェスター・ユナイテッドへくるのではとの話題が出ている。すでにジダンがマンUの指揮官になれば獲得を熱望するであろう4選手まで紹介されており、話は驚く速度で飛躍している。

そこで英『TalkSport』は、「ジダンがマンUの指揮官になったらどんなスタメンになるか?」と題した予想を展開している。まず英メディアが伝えるジダンが希望する新戦力はレアル・マドリードで指導したMFトニ・クロースとハメス・ロドリゲス、さらにバイエルンMFチアゴ・アルカンタラ、パリ・サンジェルマンFWエディンソン・カバーニの4人だ。

もっともこの4人を引き抜くのは簡単ではないが、仮に実現すればジダンが理想とするサッカーを展開しやすくなる。まずシステムだが、同メディアはレアルでジダンが多く採用していたオーソドックスな[4-4-2]と、中盤をダイヤモンド型にした[4-4-2]の2つを予想。

最終ラインの顔ぶれに変化はないが、ダイヤモンド型の場合はネマニャ・マティッチがアンカー、チアゴとクロースがインサイドハーフ、トップ下にハメス、2トップはロメル・ルカクとカバーニになる。マティッチはレアルでいうカゼミロ、チアゴがモドリッチとなる。守備的な仕事をこなせるマティッチと、足下の技術に自信のある3人を中盤で組ませるパターンはレアルでも見られたものだ。

次にサイドハーフを置く[4-4-2]ではチアゴとクロースがボランチ、右サイドにハメス、左にアレクシス・サンチェス、2トップは変わらずの形となる。サンチェスはトップ下でのプレイも可能だが、ハメスとのポジション争いが起こることになる。

このメンバーならレアルと同様、中盤を支配する攻撃的なフットボールとなるだろう。モウリーニョが志向するものとは大きく異なるものとなりそうだ。もちろんこの通りに実現する可能性は高くないが、マンUサポーターはこの予想スタメンを見れば興奮するだろう。

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