今夏にクリスティアーノ・ロナウドを加えたユヴェントスは、前線にロナウドとマリオ・マンジュキッチの高さで勝負できるアタッカーが2枚揃うことになった。指揮官マッシミリアーノ・アッレグリもそれを最大限活かそうとしており、伊『Gazzetta dello Sport』はユヴェントスがかなりクロスの数を増やしていることを取り上げている。
まだロナウドに得点は生まれていないが、今季のユヴェントスはとにかく積極的にクロスを入れている。開幕からの3試合でのクロス本数は79本で、これはセリエAトップの数字だ。サイドバック、ウイングが積極的に放り込んでいて、左サイドバックのアレックス・サンドロが23本、右サイドバックのジョアン・カンセロが11本、ドウグラス・コスタとファン・クアドラードが9本ずつ挙げている。
シンプルなパターンではあるものの、同メディアはアッレグリがこのやり方を今後も続けていくだろうと見ている。当然相手もその傾向を理解しているため、中を固める意識を高めてくるだろう。そうなった時にどこまで機能するのかは気になるポイントだが、マンジュキッチとロナウドの強さを活かすには最良の策なのかもしれない。