高校生が県庁に喜び報告 陸上など総体、定通制大会で活躍

 今夏行われた全国高校総体(インターハイ)、全国高校定通制体育大会で優勝、準優勝した選手たちが10日、県庁を訪れ、黒岩祐治知事に大会結果を報告した。

 インターハイ陸上女子1600メートルリレーを制した相洋や、定通制大会バレーボール男子で4年連続15度目の優勝を飾った修悠館横須賀のメンバー、インターハイ柔道男子90キロ級で2連覇した村尾三四郎選手(桐蔭学園)ら計67人が訪問。選手を代表し同テニス女子ダブルスを制した白鵬女子の野口綾那選手が黒岩知事から記念品を受け取った。

 同セーリング男子420級で頂点に立った逗子開成の国見有選手が「皆さんのおかげで素晴らしい夏を味わうことができた。これを糧に一丸となり2連覇へ向け努力する」とあいさつ。定通制大会自転車で3年連続の総合優勝を飾った神奈川総合産業の勝間田英司選手は「スポーツをしたくてもできない人がたくさんいる。その人たちの分までという気持ちでこれからも続けていく」とさらなる飛躍を誓った。

黒岩知事に大会結果を報告する選手たち=県庁

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