【ブンデスリーガ】フランクフルトで欠場が続く長谷部「もちろん満足していない」

リーグ戦では未だ出場のない長谷部

ブンデスリーガも開幕から2試合を消化したが、フランクフルトのMF長谷部 誠はいまだリーグ戦に出場できていない。昨シーズンはキャプテンを務める試合もあったにもかかわらず、今シーズンはゲームをベンチで過ごす日々が続いている。この状況を長谷部はどう捉えているか。本人がその胸中を語った。

バイエルン・ミュンヘンとのスーパーカップやウルムとのDFBポカールに出場した長谷部。ニコ・コバチ時代には信頼を置かれケガ以外ではほとんどの試合でプレーしたが、アデ・ヒューッター監督の”戦術的な理由”によりリーグ戦はいまだにピッチに立てていない。確かにニコ・コバチ時代は3バックが主流で、長谷部はリベロとして起用されることが多かった。ただ、ヒュッター監督は4バックを好み、センターバックには高さのある選手の起用を好む。すると日本代表でもプレーしていたボランチ起用の可能性があるも、現在のフランクフルトにはボランチを主戦場とする選手が6人もおり、長谷部はその中でも6番手といわれている。

ワールドカップ出場によりチームの合流が遅れてしまったのも理由の一つとヒュッター監督は説明しているが、長谷部自身はこの現状に「もちろん今の現状に満足していません。監督と僕は多くの事を話しましたが、問題はありません。フランクフルトでは4年間のほとんどプレーしていたので」とコメント。代表を引退しクラブに専念した今、長谷部は再びレギュラーを勝ち取ることができるだろうか。

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