レンジャーズ先行逃げ切り 好調・大谷は2安打1打点

【レンジャーズ5-2エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

レンジャーズはエンゼルス先発のハイメ・バリアを攻め、2回表にジョーイ・ギャロの2点タイムリー二塁打とロナルド・グスマンの15号2ランで4点を先制。このリードを生かし、5対2で勝利した。レンジャーズ先発のマイク・マイナーは6回1失点の好投で自己最多にあと1と迫る今季12勝目(7敗)をマーク。敗れたエンゼルスでは「5番・指名打者」で先発出場した大谷翔平が7回裏のタイムリーを含む2安打1打点の活躍を見せ、9回表に4番手として登板した田澤純一は二死一、三塁のピンチを招きながらも無失点で切り抜けた。

昨季はロイヤルズで65試合にリリーフ登板したマイナーだが、レンジャーズに加入した今季は4年ぶりの先発復帰。後半戦は6勝1敗、防御率2.70と安定したピッチングを続けており、先発投手としては13勝9敗、防御率3.21をマークしたブレーブス時代の2013年以来最高のシーズンを送っている。「もちろん(先発復帰は)彼にとってチャレンジだったけど、彼は先発ローテーションの一角を担うだけの能力を持っているんだ」とマイナーを評価するのはジェフ・バニスター監督。「彼は先発をやりたがっていたからね。今日はベストのピッチングではなかったけど、悪いなりにしっかり試合を作ってくれた」とマイナーのピッチングを称えていた。

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