カスティーヨ好投で9勝目 レッズが対ドジャース6連勝

【ドジャース1-3レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

レッズは先発のルイス・カスティーヨが7回途中まで4安打9奪三振1失点の好投を披露。ドジャース打線をジョク・ピーダーソンの20号ソロによる1点のみに抑え、今季9勝目(12敗)をマークした。レッズ打線は2回裏にブランドン・ディクソンの5号ソロで先制し、3回裏にはスコット・シェブラーの16号ソロで追加点。さらに5回裏にはドジャースキラーのスクーター・ジェネットがレフトへのタイムリーを放ち、リードを3点に広げた。レッズはこれで今季ドジャースに対して6戦全勝。ポストシーズン進出を目指すドジャースはナ・リーグ最下位のレッズを相手に痛恨の連敗となった。

レッズ打線で本塁打を放ったディクソンとシェブラーは、いずれも2015年12月の三角トレードでドジャースからレッズへ移籍した選手。元ドジャースの2選手が古巣相手に本塁打を放ち、チームを1976年以来42年ぶりとなる対ドジャース6連勝に導いた。試合開始前の時点で今季ドジャースに対して19打数14安打(.737)と驚異のドジャースキラーぶりを発揮していたジェネットは、5回裏のタイムリーを含む3打数2安打1打点の活躍。ドジャース戦では今季通算22打数16安打(打率.727)となり、依然として7割を超える高打率をキープしている。レッズとドジャースの対戦は残り1試合。レッズが勝利し、シーズンを通じての「完全スイープ」を成し遂げるのか注目だ。

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