CA最大の武器・「気づき力」を磨いてコミュニケーション上級者に!

CAが気が利くと言われるのは「気づき力」があるから!

CAにはお馴染みの「気づき」という言葉。

皆さん聞いたことありますか?

実は新入社員がサービスの訓練時に教えられ、ラインアウト(独り立ち)してからも幾度となく先輩や上司にアドバイスを受ける、CAにとってはなくてはならないスキルなんです。

「気づき力」が身についているからこそ、世間的に「CAは気が利くね」というイメージを持っていただけているのです。

この「気づき力」こそ、プライベートでもCAを辞めた後も大活躍するCAの必殺技の一つ!

語学力やコミュニケーション力などCAに求められるスキルの中で最も重要な「気づき力」。

一体どんな能力なのかご紹介いたします。

これを身に付ければあなたも周囲から一目置かれる「気が利く人」になれること間違いなし!

 

「気づき」と「気付き」の違いって?

ここでは、説明のために「気づき」という言葉を一つの能力として捉えるとします。

能力の「気づき」に対して「気付き」とは、一般的に物事の前後を比べて、その違いを発見するという意味があります。

例えば友人に対して、

①髪を切った、新しいネイルに変えたということに気付いた。(気付き)

②その上で、よく似合ってるね。などとアクションを起こした。(気付きからの気づき)

能力としての「気づき」は、変化に「気付き」、何らかのアクションを起こすことを指すのです。

上述の例では、新しい髪型やネイルを褒めるというアクションを起こしていますね。

気付いただけで何もアクションを起こさなければ「気づき」ができているとは言いません。

発信できて初めて「気づき」が成立します。

 

「気づき」はどうして大切なの?

ではこの「気づき」どうしてそんなに大切なんだと思いますか?

前後や新旧を比較すること、そしてそれを発信することで得られる効果を考えてみてください。

新しい髪型に気付いて褒めてもらえたら嬉しいですよね。

褒めてくれた人に親しみを感じ、印象がアップすることも考えられます。

その結果、褒められた人と褒めた人との間の関係は、より良いものへと変化するでしょう。

「気づき」で得られる効果の一つがこの、人間関係の円滑化です。

プライベートでの人付き合いにも応用できそうだと思いませんか?

もう一つ、「気づき」の効果として挙げられるのは、危機管理に対する効果です。

これこそが、保安要員として働くCAが「気づき」のスキルに秀でている理由とも言えます。

比較対象となるのはなにも人だけではありません。

機内で異臭がする。何か不審物が置いてある。様子のおかしい人がいる。など何かがいつもと違うなと危険を察知し、周りと共有することも「気づき」の一つです。

広い視野を持ち、周りの変化に敏感であることは、航空機の安全を守るCAにとっては必要不可欠な能力なのです。

オフィスにおいても、書類やシステムの変化や違いに「気づく」ことはエラーをなくし、業務の効率化にも繋がるでしょう。

 

恥ずかしがり屋の日本人は、「気付く」ことはできてもアクションが起こせないと言われています。

ですが、気づいて声をかけるその一言で人生が劇的に変わるかもしれません!

ぜひ「気づき」を実践して楽しいオフィス&プライベートライフを過ごしてくださいね。

 

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