「ラッキースター」に願いを 星空に一番近い妙見神社 雲仙 仁田峠バスツアー参加860人手作り

 8月に長崎県雲仙市の仁田峠であったバスツアー「雲仙仁田峠プレミアムナイト夏の部」の実行委メンバーは6日、ツアー参加者が折り紙で作った「ラッキースター」を妙見神社に奉納。県内で最も高い約1300メートルにある神社から、願い事の成就と10月から始まる秋の部の安全を祈願した。
 同ツアーは、夜間通行が規制されている仁田峠を限定開放するイベントで、3年目。夏の部は約860人が参加した。「ラッキースター」は、県内で一番近くに見える星空に願い事をしてもらおうと、昨年から実施している。
 実行委メンバーは、妙見岳山頂付近にある同神社まで歩き、星形に折られた「ラッキースター」を奉納。ツアーガイドの荒木美智子さん(46)は「参加者の中には安産祈願をした妊婦さんも。みなさんの願いが星に届きますように」と手を合わせた。
 秋の部は10月25日~11月3日の計10日間、午後7時から1日2便運行(週末は4便)。JTBのホームページから予約する。問い合わせは同社長崎支店(電095・824・2400)。

「ラッキースター」を奉納する実行委メンバー=雲仙市小浜町、妙見神社

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