『ESPN』は12日、「元スペイン代表監督のビセンテ・デル・ボスケ氏は、ウサイン・ボルトはサイドバックとしてプレーすべきだと語った」と報じた。
昨年陸上競技からの引退を表明したウサイン・ボルトは、今夏オーストラリアのセントラルコースト・マリナーズに加入し、プロサッカー選手を目指して活動し始めた。
先日はプレシーズンの親善試合で初出場し、ウイングとしてプレー。惜しいチャンスもあったものの、監督からはまだサッカー選手としての動きに課題があると指摘された。
2010年W杯とEURO2012でスペイン代表を率いたデル・ボスケ氏は、ボルトはむしろサイドバックでプレーすべきであると話したとのこと。
ビセンテ・デル・ボスケ 「スペースがあれば、ウサイン・ボルトはとてもいいサッカー選手になれると思うよ。
カウンター・アタックを重視しているチーム、そしてオープンスペースで速く切り替えをしたいチームにとっては、彼はうまくフィットするだろう。
また、彼は大きなスペースを守ることができるサイドバックになれるだろうね。
ただ、それはピッチをカバーできるかどうかだけの話ではないのだ。何度も何度もやらなければならないし、スタミナも要求される。
ボルトがそれを持っているかどうかはわからないが、おそらく彼は準備ができているはずだ。
サイドバックとして…サポーターを背中にしてタッチラインの近くを走る。間違いなく、それが最も役に立つ場所だろう」
(セントラルコースト・マリナーズの親善試合でプレーしたボルトを見てどう?)
「私は、とても楽観的な選手を見たよ。常に笑顔を浮かべている、そのような人物は好かれる。
まるで子供の頃の夢に生きているようにね」