『Gazzetta dello Sport』は12日、元イタリア代表FWアレッサンドロ・デル・ピエロのインタビューを掲載した。
今季はクリスティアーノ・ロナウドを獲得して大きな話題を集めたユヴェントス。念願のチャンピオンズリーグ優勝に向け、意欲的な動きを見せている。
ユヴェントスのレジェンドであるデル・ピエロは以下のように話し、ロナウドはレブロン・ジェームズのような存在だと語った。
アレッサンドロ・デル・ピエロ 「悪い結果が影響を与えることもある。それは間違いない。
しかし、ユヴェントスはこのところの2回のチャンピオンズリーグ決勝戦では、非常に優秀なチームに敗れたんだ。
これは呪いのために負けたわけではない。ユヴェントスのような強いチームにも起こることだ。期待を多く持ちすぎるのは危険だよ。それに押しつぶされることがある。
ただ、チャンピオンズリーグはユヴェントスの大きな目標だから、いつかは勝つだろうね。私もそれは魅力的だと言いたい。
クラブはそのような意欲的なプロジェクトを見せている。私はとてもそれが気に入っているよ。
まるで、ロサンゼルス・レイカーズとレブロン・ジェームズのようにね。
クリスティアーノ・ロナウドは傑出したチャンピオンであり、彼はスポーツの偉人だけが持っているようなメンタルがある。そして、彼はチーム全体にそれを広げる方法を知っている。
ユヴェントスが彼と契約しようとしていると聞いた時、まずは信じられなかったよ。でっち上げではないかと思ったね。
『Sky』で彼にインタビューしたことがあるが、その時に最も心を打たれたのは彼の意見だった。
勝者のメンタリティ、準備と練習に対する強迫観念を持つこと。彼の技術は常に新しい目標のためにあり、自分自身で傑出したモチベーションを作ることができる。
それらの言葉の中に、スポーツの本質があった。彼がなぜチャンピオンなのか、その理由が説明できるものだった。
彼は日常生活の中で、ユヴェントスが何であるかを発見するだろう。トリノだけではなく、世界中どこにいてもファンがいる。
ユヴェントスのシャツを着てプレーすることに大変な責任と栄誉が伴うことを、彼は発見するだろう」