テニス全米オープンで四大大会シングルスで初優勝した大坂なおみ選手(20)が9月13日、父のレオナルドさん、母の環さんらとともに米国から凱旋帰国した。大坂選手の1日を写真、語録でまとめた。(構成 共同通信=柴田友明)
「おかえりー」
早朝の羽田空港。帽子に白いめがねの大坂選手が到着ロビーに姿を現すと「なおみちゃーん」「おかえりなさい」とファンの声に笑顔で応えた。横浜市内のホテルで記者会見した。横浜市のホテルの記者会見場には報道陣約150人が詰め掛けた。「今は眠いが、とてもうれしい」「原宿に行きたいし、東京ドームの(隣の)ジェットコースターにも乗りたい」。根室市に祖父が住んでいることから「北海道で大きな災害があったと聞きました。お見舞い申し上げます」と北海道地震の被災状況について心配している気持ちを語った。
狙うのは金メダル
お祝いの言葉の中でも錦織圭選手からローマ字で「おめでとう」というメッセージが一番印象に残ったという。「プレーできるなら狙うのは金メダル。それを目標にして頑張りたい」。2年後の東京五輪に向けての抱負も語った。
今後は9月17日の東レ・パンパシフィック・オープンに向けて調整していく。