【平成の長崎】マイ商店街・戸尾商店街(佐世保市) 平成4(1992)年

 戦後のヤミ市が起こりで、佐世保空襲の焼け跡に活気を吹き込んだ市場。4市場など83店舗が軒を並べ、今も昔も「佐世保の台所」。今年5月には商店街183メートルのカラ―舗装が完成、イメージを一新した。
 「盆、正月の料理は戸尾市場で」と市民が足を運ぶように、生鮮品の豊富さと安さが自慢。グルメブームで、料理店などからの注文も増えた。だが、ご多分に漏れず、周辺の大型店進出など時代の波が襲い、来客数は年に一割ずつ減っている。(平成4年9月7日付長崎新聞より)
  ◇   ◇   ◇
【平成の長崎】は長崎県内の平成30年間を写真で振り返る特別企画です。

商店街整備、スタンプ導入に向け始動した戸尾商店街

© 株式会社長崎新聞社