エンゼルス快勝で3連戦勝ち越し 4番・大谷は2安打

【レンジャーズ1-8エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

エンゼルスは2回裏にフランシスコ・アルシアのタイムリー二塁打で2点を先制すると、続く3回裏にはジャスティン・アップトンとアンドレルトン・シモンズのタイムリー、ホゼ・フェルナンデスの2試合連発となる2号2ランで4点を追加。3回終了時点で大量6点をリードした。その後もアルシアが2打席連続本塁打を放ち、先発のフェリックス・ペーニャは6回無失点の好投。投打がガッチリと噛み合い、エンゼルスは8対1で快勝して本拠地でのレンジャーズ3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えた。アルシアは2本塁打を含む3安打4打点の大活躍。「4番・指名打者」の大谷翔平も二塁打1本を含む2安打を放ち、チームの勝利に貢献した。

6回無失点の好投で今季3勝目(4敗)をマークしたペーニャは、先発投手として防御率3.53をマーク。特に直近6先発ではいずれも6イニング以上を投げ、防御率2.37と安定したピッチングを続けている。AA級で23試合に先発した2015年を最後にリリーフに専念していたペーニャだが、トレードでエンゼルスに加入した今季は先発に復帰。「最後に先発してから3年近く経っていたから、(再び先発することができて)本当に嬉しいんだ。これからも良い仕事を続けられると思うよ」と先発のマウンドに立つ喜びを感じている。故障者が復帰したときに先発ローテーションに残れる保証はないものの、15先発で防御率3.53という数字は首脳陣への強烈なアピールとなっているに違いない。

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