JAXAの衛星データ処理システム、新日鉄住金ソリューションズが刷新

 新日鉄住金ソリューションズ(NSSOL、社長・謝敷宗敬氏)は13日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙科学研究所(神奈川県相模原市)で使われる科学衛星データ処理システムの情報システム基盤刷新業務を受注し、今月までに作業を完了したと発表した。

 同システムはJAXAの科学衛星の運用に使われる。6月に小惑星「リュウグウ」に到着した小惑星探査機「はやぶさ2」のデータ解析にも同システムが使われており、「はやぶさ2」の「リュウグウ」到着に伴う緊張した運用が続く中、NSSOLは基盤システムの構築・切り替え作業を実施した。

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