特撮用花火25発が相模原で盗難 半日後に一部見つかる

 14日午前0時半ごろ、相模原市中央区矢部1丁目の飲食店駐車場で、「映画やテレビの特撮などで使っている花火が車から盗まれた」と、横浜市港北区の自営業の男性(38)から110番通報があった。相模原署は窃盗事件として調べていたが、同日午後3時半ごろ、東京都町田市内で花火が発見された。

 署によると、盗まれたのは、手のひらほどの大きさからゴルフボールほどの大きさの花火玉約25発と1グラムほどの火薬が入った小袋、花火用の電気点火器具など68点(約3万8千円相当)で、ジュラルミン製のケースなどに入っていた。

 男性は13日午後8時ごろから約3時間、乗用車の後部座席にケースを置いたまま駐車場に止めており、その間に盗まれたとみられる。町田市内で散歩中の男性がケースを発見。花火玉と火薬が入った小袋など盗まれた物の一部が見つかったという。

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