【韓国プロ野球】元ツインズ・朴炳鎬が母国で5年連続30本100打点

 母国で実績を残し、いざメジャーリーグに挑戦するものの、夢破れて出戻りとなる選手が数多くいる。それは世界中どこにでも存在するが逆に戻ったことで本来の力を取り戻し活躍することもある。その1人が韓国人選手の朴炳鎬(パク・ビョンホ)だ。

  彼は韓国プロ野球で歴代新記録となる5年連続30本塁打100打点を達成した。メジャーではツインズに入団するも故障の影響で出戻りとなり、今季から古巣のネクセンヒーローズに復帰。米国では不本意な成績だったが、韓国では4年連続本塁打王であり、特に2014年から2年連続50発を記録するなど球界を代表する選手の1人でもある。

  9月14日、敵地・マサン球場で行われたNCダイノス戦に「4番・一塁」でスタメン出場した朴は1-5と劣勢で迎えた8回、1死一塁の場面で打席に立つと相手投手の変化球を捉えてその打球はレフトスタンドへ叩き込んだ。これでネクセンは2点差に迫るもその直後にNCに追加点を許し3-7で敗れた。

  今回の5年連続30本100打点は韓国球界での記録でこれはかつて日本でも活躍したイ・スンヨプ氏ですら到達することができなかったもの。ちなみにこれまでは過去に中日ドラゴンズなどでもプレーしたタイロン・ウッズ氏(1998年‐2001年)が記録を持っていた。今回、新記録を打ち立てた朴だったがチームは敗れたために空砲となってしまった。

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