ガスリー「アグレッシブなタイヤ戦略で苦しむ結果に。週末を通して速さがなかった」:トロロッソ・ホンダ F1シンガポールGP日曜

 2018年F1シンガポールGP決勝で、レッドブル・トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは13位完走という結果だった。

 ガスリーは15番グリッドからハイパーソフトタイヤを履いてスタート。長いスティントを走り、9番手に順位を上げた後、26周でピットイン、ウルトラソフトを履いて18番手でコースに戻った。その後、思うように順位を上げられないまま14位でフィニッシュ。ロマン・グロージャンに5秒のタイムペナルティが科されたため、ガスリーは13位に繰り上がった。

■レッドブル・トロロッソ・ホンダ
ピエール・ガスリー 決勝=13位
 少し変わったレースだった。いいスタートを決めて、3つポジションを上げ、1周目の終わりには12番手に上がっていた。

 僕らはタイヤ戦略でギャンブルをして、ハイパーソフトでスタートした。でも思っていたよりずっと難しく、スティントの最後までタイヤをうまく持たせるのに苦労した。

 ピットストップを終えた後、(セルゲイ・)シロトキンや(ロマン・)グロージャンとポジションを争っていたが、繰り返しブルーフラッグを受けたことで、大量に時間をロスした。

 なんとかベストの結果を出そうと努力したけれど、今週末は最初から最後まで、ポイント争いができるだけのペースはなかった。

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