広島マジック4で21日にもV、20点圧勝の阪神が最下位脱出…16日セこうなった

広島・緒方孝市監督【写真:荒川祐史】

巨人は阿部の満塁弾などで中日に勝ち、3位を守る

 セ・リーグは16日、各地で3試合が行われ、首位の広島はヤクルトに快勝して優勝へのマジックを「4」に減らした。

 広島は敵地・神宮球場でヤクルトと戦い4-2で勝利した。初回にバティスタの24号3ランなどで4点を先制すると、先発の岡田が6回2失点と好投。リリーフ陣も無失点で繋いでリードを守り抜いて快勝した。広島は17日から3日間試合がなく、最短優勝は21日の阪神戦となる。

 3位の巨人は、4位に浮上してきた中日と本拠地・東京ドームで戦って大勝した。1点リードの7回に岡本の押し出し四球、阿部の9号満塁本塁打で5点を加えてリードを広げた。中日は、クライマックスシリーズ出場圏の見えるところまで来ていたが、痛い1敗を喫した。

 阪神は19安打20得点という記録的な猛打でDeNAに圧勝した。先発の藤浪が自らグランドスラムを放ち、81日ぶりの3勝目をマーク。大山は1イニング2本塁打を含む1試合3本塁打、6打数6安打7打点の大爆発だった。阪神は最下位を脱出し、代わってDeNAが最下位に転落した。

【15日終了時点】
1広島 74勝51敗2分 M6
2ヤクルト 64勝61敗2分 10.0
3巨人 60勝67敗4分 5.0
4中日 60勝70敗2分 1.5
5DeNA 57勝67敗2分 0
6阪神 55勝65敗1分 0

【16日終了時点】
→1広島 75勝51敗2分 M4
→2ヤクルト 64勝62敗2分 11.0
→3巨人 61勝67敗4分 4.0
↑4阪神 56勝65敗1分 1.5
↓5中日 60勝71敗2分 1.0
↓6DeNA 57勝68敗2分 0(Full-Count編集部)

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